その日一日を精一杯生きる
キリスト教系の学校で、中学、高校時代を過ごした。
聖書の一節に、「その日の苦労はその日だけでよい だから先のことを
思い悩むな」ということばがある(ところどころ表現は違っていたと思うが)。
最近、この言葉の意味が少しわかって、心の支えになっている。
先の予定をたくさん入れて、先のことばかり考えると、余計にあせる。
本当は今この瞬間瞬間こそがもう戻って来ない時間。
まずはその日その日を一生懸命、自分の出来る範囲で頑張ろう。
この考え方は、見返りを期待しない、人に期待しない思考とも近いものだと個人的には思う。
今、少なくともその日一日を、自分の出来うる限り一生懸命頑張ろう。
仕事、そして日々の何気ない生活そのものを。
別に見返りを期待してするのではなく、将来こうしていれば希望が叶う、
と思うのではなく、ただ、毎日を、そのまま受け入れて、自分の足で歩いていくこと。簡単なようで、難しいことだ。
先のことはひとまず置いておいて、一日一日を精一杯生きる生活を、
この1年、続けてみたいのだ。