手探りで歩く
私は目が悪い。裸眼視力だと、0.1はゆうに見えない。
そのため、メガネ・コンタクトが手放せない生活を中学生以来続けてきている。
夜中にトイレに行くとき。めんどくさいので、メガネはつけない。
電気もつけない。
暗闇の中、手探りでトイレまでたどりつく。
そこには慣れがあるので、見えないモヤモヤ感はあれど、怖さはない。
けれど、人生は手探りだ。暗闇には、怖さがいっぱいだ。
「メガネ」をかけたり、「コンタクト」を使ったり、
いろいろな方法で、暗闇を抜け出そうともがいて、
その方法を手探りで探る毎日。
変らない状態には、満足感・幸せは薄れいつしか不満を覚えてしまうのに、
それでいて変ることは怖くて仕方ない。
人間は未知のものに対して、潜在的な恐怖を覚えるという。
変ることはある種の恐怖なのだろう。
今、変ることに強い恐怖を覚えながらも、変りたいという思いが
これまでにないぐらい強くなった。
だから、真っ暗闇の中、毎日手探り。
いい求人があった。応募しよう。
少し気分が明るい。